平野耕太「ドリフターズ」1巻、那須与一が美人過ぎる

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

あーほんとは発売日にうきうき買いに行ってたのだが仕事が忙しくて書きそびれてた。ちら読みしてた頃は腕力で語る主人公かと思ったが、こう通して読むと、島津豊久、義侠心に溢れた好漢だなーというのがよく分かる。画面構成も非常に舞台的な描き方でとても面白かった。粗筋は以下略以下略の「ぼくのかんがえたサーヴァントがいちばんつよいぞ大会」を彷彿させるな。

あとは那須与一がかわいすぎたということを書こうと思います。

このときはまだ氏素性不明

私なんぞ400年前ですから

一番若くてガッツポーズ

当然乱丸がわかんない(森乱丸は別コマで描かれている)

伝承どおり右腕が長め?どうだろう?

いやー美人過ぎる。ポジション的には豊久信長の突っ込み役か、世代が前であるということはそれだけ年配のはずなんだが、ここではそれが後世を知らない=若いという風に逆にも見えて面白い。同世代でいくと敵方に源義経がいるし、主従の邂逅もあるんなら楽しみだ!短気な義経のおかげで後世与一の名が売れたというとこあるだろうしなー。

判官、「いかに与一、あの扇の真ん中射て、敵に見物せさせよかし」と宣へば、与一、「仕つとも存じ候はず。これを射損ずるものならば、永き御方の御弓矢の疵にて候ふべし。一定仕らうずる仁に、仰せ付けらるべうもや候らん」と申しければ、判官大きに怒つて、「今度鎌倉を立つて、西国へ向かはんずる者どもは、皆義経が下知を背くべからず。それに少しも子細を存ぜん人々は、これよりとうとう鎌倉へ帰らるべし」とぞ宣ひける。(平家物語

要約:義経「あの扇の真ん中射ろや」→与一「いやいや私なんぞは」→義経ブチギレ「俺の言うこと聞けよ」

あとは、あとがきで信長が(幸若舞の)敦盛踊りまくりとあったが、ここも同時代か(というより同い年らしい、与一と敦盛)。敦盛ってあの敦盛ぃ?と言ってたりしたら面白い。何にせよ平家は脚色されまくった後だもんな。(それを言ってしまえば上記の与一のエピソードだって脚色なんだが…。)

今日のメガネ1:菅野直

メガネというかゴーグル。出てきた日本人で一番世代が下ってるのはこの人か。
2:十月機関のオルミーヌ

メガネというか鼻眼鏡

  • 追記2巻


エルフの弓の上達ぶり見て、負けん気を発揮する与一。兄さまたちの美しさといったら、直視すると死ぬ位らしい。絶対ウソだゲンジバンザイ。あとオルミーヌかっこよかった。