服部昇大復活に拍手しラブアレルゲン終了に泣く、他

ダークアクト (ジャンプコミックス)

ダークアクト (ジャンプコミックス)

これナタリーで知って早速買いにいってたやつ、よかったので今更思い出し感想。
ヒーローショーでコテンパンにやられる悪役、の清貧コメディー。悪役こそが心が優しい、というのは、まさしく少年誌に載せられるべき深い題材ではなかろうかね。まあ悪役というよりは、切なさ漂うやられ役なんだけど。

正義のヒーローともてはやされる彼女も、実は不正によって得たその正統性に負い目持ってたりして、誰しも弱いとこあるんだよね、というのが共感できる。ちょいちょい登場人物の意図が見えないとこもあったけど(ページ不足のため説明不足?)、全体として皆心根の優しい、ハートフル系だった。
 
オマケ漫画もかわいい。

ラブアレルゲン、知らずに買ったら最終巻。あれよあれよという間にライバルが出ーの、自分の思いに気づきーの、で大団円、駆け足すぎる!もうちょっと恋愛同好会でぐだぐだやっててほしかったな。絵柄が素敵過ぎただけに単純に惜しいわ。


猫が主人公にはただのおっさんの姿に見えるという話、これモーニング・ツーに載ってた作品なんだけど、もう終わったん…?情報が…ない…

Fate/Zero (2) (角川コミックス・エース 345-4)

Fate/Zero (2) (角川コミックス・エース 345-4)


流行り物を読もうとしたやつ。そんな暗くもグロくもなく、ギャグも混ぜつつ。序盤だからなのか?

ゲニウス・ロキ (リュウコミックス)

ゲニウス・ロキ (リュウコミックス)

建築家・伊東忠太妖怪ハンターだったという話。妖異と戦うわけでなく、鎮めたり共闘したりもして、こういうの東洋的というのか。彼の作品とうまくからめてあり、教養の薫りがする…、異形の描写は緻密で圧倒される。