田丸浩史「アルプス伝説」アルプスとは名ばかり

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おう絶版か…田丸浩史「アルプス伝説」。基本ギャグのラブコメ。高校入学初日、一目ぼれした女の子まつりに付いてワンゲルに入る主人公、真澄。山に登ったり登らなかったり、文化祭やらテストやら飲み会やら、いろいろあってドタバタしつつ二人の仲は進展しつつも、未完。
話の筋を追うというよりは、ちりばめられた笑いを楽しむという感じだな。絵柄は昔っぽいけど田丸節は今に通じるところが。ラブやんとか今のほうがはっちゃけてるけど、これは少年誌掲載だからかな。

ヒロインのまつり、

チコク三傑衆（真ん中は顧問の先生）。

馬剃の兄、まつりと一緒になりたくて肝試しの順番変えてるの見てみぬ振り、

まつりの兄リッチー部長、手取り足取り泳ぎを教えてもらえと言う、

みんな人の恋路に協力的、やさしいの。「制服着てプラトニックでドキドキってのは今のうちしかできないぞ〜」とリッチー部長が言ったように、青春ぽいよな。これがうらやましいかどうかとは別にして！