ハルコ「捨て猫のカルテ」絵が何か凄い
- 作者: ハルコ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: コミック
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吹き出しが頭に当たる、白けた空気に烏の鳴き声、ベタだがこの絵柄ではあまり見ない表現とか、
電話してるときの無意識の体の動き、片足でもう一方の足掻いたり、前髪いじったりとか、で心情表現、
目の前で必死にしゃべってる人を描くのに、発話そのものを描かずにモノローグ、しかも本人を透かしている
等々。絵自体も綺麗だし、何でこんな上手いのか…。なんか感心しきってしまった。
ストーリーの方はほのぼの。上記の、公園の猫きっかけに出会った猫似サラリーマン(瞳孔が猫目だったりする)と猫好き学生の話のほか、人違いから始まったリーマン同士、先生と教え子の友人、の3本。巻末の自分ところの猫漫画も淡々としつつかわいらしい。
ツンデレ!