佐々倉コウ「RAPPA-乱波」1巻、not喇叭

RAPPA 1―乱波 (バーズコミックス)

RAPPA 1―乱波 (バーズコミックス)

乱波って忍者だよね、と思って忍者好きなので買ってみたが別に忍者ではなかったぜ。原作菊地秀行、この人のもの一つも読んだことなくて、菊地成孔の兄ということぐらいしかわからないな…。有名な人なのだから話が悪いということはないんだろな、ということはストーリーの見せ方がだめなのかな。絵はすっごい上手いのに惜しいな。
一角獣を乗りこなす乱波、

1億ゴールドかかってる賞金首。賞金狙って世の東西を問わず殺し屋が集まってくる。基本西部劇っぽいんだが、恐竜とか機械人間とか何でも出てきて何でもありなのな。
巻き込まれるように関わってしまったアラマ、クモスケ姉弟狂言回しの役回り)が、小物ながら生き生きと魅力的で見ていて楽しい。人間らしいというか。


話は二人が行きがかり上乱波と一緒に行動し始めたというところで2巻に続く。どうなる?2巻で終わりらしいけど。しかし絵がうまい。